神奈川県警平塚署は１５日、同じ福祉施設で働いていた２０代女性の水筒に尿や唾を入れて使えなくしたとして、器物損壊の疑いで同県秦野市、ケアマネジャー石塚昭典容疑者（５２）を逮捕した。署によると「女性のことが気に入らなかった」と容疑を認めている。

　逮捕容疑は昨年１０月２４～２６日、同県平塚市の福祉施設の事務所で、同僚女性の水筒に尿や唾を入れ、計３本を使えなくした疑い。署は、石塚容疑者が事務所内で１人になる時間を狙い、行為を繰り返したとみている。

　水筒の中身が濁っていることに気付き、女性がカメラを設置。石塚容疑者がコップに入れた液体を水筒に注ぐ様子が写っており、署に被害を届け出た。