2025年01月17日19時21分
阪神大震災から30年となった17日、東京の日比谷公園大音楽堂でもNPO法人が主催した「1・17のつどい」が開かれた。150個の発光ダイオード(LED)ランタンで「1・17 よりそう」との言葉を浮かび上がらせ、約200人が被害に遭った人たちに祈りをささげた。
主催者の一人で俳優の堀内正美さん(74)は「震災で8割の人は近所の人たちの力で助かったと言われる。個人が尊重される今の時代こそ、希望を持ってみんなでつながっていこう」と呼びかけた。
参加した東京都小平市の女性(53)は神戸市灘区で被災し自宅は全壊。近所の倒壊した家屋から聞こえた「助けて」という声を思い出すと語った。