電動キックボード利用者の飲酒運転が相次いでいるのを受け、警視庁や業界団体は１８日未明、東京・歌舞伎町にある「ポート」と呼ばれるレンタル拠点の周辺で、通行人らに注意を呼びかけた。

　警察官らは「酒を飲んだ後、電動キックボードに乗らないでください」と声をかけ、啓発用のチラシを配布。ポート付近の飲食店には、飲酒した客に運転して帰宅しないよう注意してほしいと求めた。

　警視庁交通総務課の砂田武俊課長は報道陣に「電動キックボードなどの特定小型原動機付き自転車は、他の乗り物と比べ、人身事故における飲酒の割合が高い傾向にある」と話した。