長崎県佐世保市の市立小で昨年１２月、児童の更衣用の教室から小型カメラが見つかり、管理職の教員が「自分のカメラです」と設置を認めていることが２０日、市教育委員会や関係者への取材で分かった。前任の小学校でも同様の行為をしたと説明しており、市教委が詳しく調べている。

　市教委や関係者によると、校長が警察に通報。その後、管理職が自身で設置したと校長に申し出た上、佐世保署に出頭した。管理職は現在出勤していない。映像が写っていたかどうかなど詳しい状況は、捜査中なので答えられないとしている。

　学校は今月、保護者説明会を開催。市教委はカウンセラーを派遣し、児童の心のケアに当たっている。