2025年01月21日11時05分
兵庫県加古川市で2007年に起きた小学2年女児殺害事件で、県警は21日、殺人容疑で逮捕した勝田州彦容疑者(46)=鑑定留置中=の供述に基づき、同県播磨町の海で凶器のナイフを捜索した。
容疑者は06年に同県たつの市で小4女児を刺傷したとする殺人未遂容疑でも逮捕された。捜査関係者によると、任意捜査段階で両事件の凶器は海に捨てたなどと説明。県警は今月11日、たつの事件で使われた凶器の捜索も別の海域で着手したが、発見に至っていない。
県警は加古川事件については女児の傷の状況からナイフは薄い片刃とみており、ダイバーを投入し物証の発見に努める。
【写真】 小学2年女児殺害事件で凶器を捜索する兵庫県警の捜査員ら=21日午前10時26分、兵庫県播磨町