2025年01月23日19時12分
京都府警は23日、偽物の警察手帳を示したとして、偽造公記号使用の疑いで、専修学校生の少年(17)=京都市西京区=を書類送検した。府警によると「警察の格好良さに憧れていた。職務質問してみたかった」と話しているという。
手帳は都内のグッズショップで購入し、自身の顔写真を貼り付けていた。自宅から手錠や警棒、エアガンなどが押収された。
少年は昨年9月、「公園で若者が騒いでいる」と下京署に自ら電話。現場に来た本物の警察官が立ち去った後、私服刑事を装って若者から住所や氏名を聞いた。会話する中で怪しまれ、偽物の警察手帳を見せたという。若者の1人が少年の顔を知っており、署に伝えて発覚した。
【写真】 押収された偽物の警察手帳など=23日午後、京都・下京署