2025年01月23日19時23分
石川県は23日、能登半島地震の被災状況や教訓を後世に伝承するため、自治体や国などから集めた資料をアーカイブサイトにまとめ、29日から公開すると明らかにした。自治体の防災対策や学校の防災教育といった場面で活用してもらえるようにする。
サイトは「震災の記憶・復興の記録」。被災市町や、支援に入った全国の自治体や国、民間団体から、昨年元日~3月末の資料を中心に約2万点の提供を受けた。このうち約500点を先行公開する。
災害対策本部の様子や被災現場の写真・映像、自治体が実施している復興関連会議の文書などを収める。このほか、大規模な被害が発生した箇所の3Dモデルなども載せる。
【写真】 石川県が公開する能登半島地震アーカイブサイトのトップページ(石川県提供)