秋田県警は２４日、好意を抱いた女性警察官に付きまとったり、「マンションから煙が見える」とうその１１９番をしたりしたとして、ストーカー規制法違反と偽計業務妨害の疑いで県警本部の５０代男性警視を書類送検し、停職３カ月の懲戒処分にした。捜査関係者によると警視は当時、教養課長を務め、２４日付で依願退職した。

　県警監察課によると、処分理由には０８年～２４年５月に独身の４０代女性警察官と不倫関係だったこと、２４年８月１１日に泥酔して警察署に保護されたことも含まれる。県警はストーカー事件と不倫の関係を明らかにしていない。警視は虚偽通報について「マンションに嫌がらせをしたい相手がいた」と説明したという。