2025年01月27日15時23分
架空業務の請求書を取引先に提出させ、会社に約1億7千万円の損害を与えたとして、大阪府警は27日、会社法違反(特別背任)容疑で運送会社「鴻池運輸」(大阪市中央区)の元課長光永将憲容疑者(38)=同区=と、元副長渡辺彩容疑者(34)=茨城県神栖市=を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。取引先から現金などを受け取っていたという。
府警によると、2人は当時、鴻池運輸の鹿島支店(茨城県鹿嶋市)に勤務。光永容疑者は工業用資材を加工する事業を担当し、物品購入などに関わる契約締結と支払いの実質的な決定権を持っていたという。渡辺容疑者は経理担当だった。
【写真】 大阪府警察本部