２０２４年に交通事故に遭ってから３０日以内に死亡した人は前年比４２人（１・３％）減の３２２１人だったことが１８日、警察庁のまとめで分かった。統計のある１９９３年以降で３番目に少ない。このうち２４時間以内の死者は２６６３人だった。

　警察庁は２４時間以内に亡くなった人を死者として集計しているが、欧米では３０日以内が一般的で、国際比較などのためデータをまとめている。

　人口１０万人当たりの死者数は２４年は２・５９人。２３年の日本の統計を、国際道路交通事故データベースの３５カ国のデータと比較すると、日本は２・６１人で５番目に少なかった