2024年12月21日16時58分
内閣府が21日までに公表した国民生活に関する世論調査で、政府が力を入れるべきだと考える政策を複数回答で聞いたところ、「物価対策」を挙げた人が66・1%に上った。3月公表の前回調査と比べ2・0ポイント減ったものの、2回連続で最多。一方、現在の生活に「満足している」「まあ満足している」との回答は計52・0%で、3・0ポイント増えた。物価高や賃上げの状況が影響した可能性がある。
政府が力を入れるべき政策は物価対策に続いて「医療・年金などの社会保障整備」64・6%、「景気対策」58・7%など。
調査は8~9月、18歳以上の男女3千人を対象に郵送で実施し、回答率は61・0%だった。
【写真】 政府が力を入れるべき政策