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自民、合区と特定枠の交換案 参院選に向け、鳥取・島根に伝達 

2025年01月16日17時07分
 自民党の森山裕幹事長と木原誠二選対委員長は16日、夏の参院選の候補選定に向け、鳥取、島根両県連幹部と党本部で協議した。両県は人口の少ない隣接県を一つの選挙区とする「合区」の対象で、自民は合区候補を出せない県の候補を比例代表の「特定枠」で処遇している。森山氏側は改選を迎える現職2人について、2019年参院選時と方式を入れ替えて擁立する案を伝えた。両県連側は即答せず、持ち帰った。

 2人は、鳥取を地盤とする舞立昇治氏と島根出身の三浦靖氏。19年は舞立氏が「鳥取・島根」から、三浦氏は優先的に当選する特定枠からそれぞれ選出された。
【写真】 記者団の取材に応じる自民党島根県連の園山繁幹事長(左)と鳥取県連の斉木正一幹事長=16日午前、東京・永田町の党本部