2025年01月17日15時59分
自民党は、東京都議会自民党の政治団体の裏金疑惑で会計担当者が17日に立件されたことを受け、夏の参院選への影響を注視する構えだ。一方、連立を組む公明党は、派閥裏金事件に続く「政治とカネ」問題によって「厳しい有権者の判断につながる」と懸念を示す。
自民の森山裕幹事長は17日、井上信治都連会長と党本部で面会し、対応を協議した。井上氏は面会後、夏の都議選で関係都議を公認するかどうかについて明言を避け「まずは都議会自民党が説明責任を果たすことが必要だ」と記者団に述べた。
公明党の西田実仁幹事長は記者会見で「極めて遺憾だ。公明党支持者からも大変厳しい声が寄せられている」と語った。