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政府、トランプ氏の動向を注視 林官房長官「日米同盟高みへ」 

2025年01月21日11時37分
 日本政府は21日、トランプ米大統領の就任を受け、大統領令署名をはじめとした政策の転換など新政権の動向を注視する考えだ。林芳正官房長官は記者会見で、早期に首脳会談を実施し「強固な信頼、協力関係を構築し、日米同盟をさらなる高みに引き上げたい」と語った。

 自由で開かれたインド太平洋の実現に向け共に努力することが、世界の平和と安定に寄与するとの認識を日米で共有したいとも強調した。

 トランプ氏が気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」離脱の大統領令に署名したことについては「米国の関与は重要だ。動向を注視する」と述べるにとどめた。