2025年03月14日20時31分
石破茂首相は14日、中東など約40のイスラム各国・地域の駐日大使らを官邸に招き、夕食会を開いた。首相はあいさつで、戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの情勢を憂慮。「分断や対立ではなく協調に向かうためには、寛容の精神に立ち返ることが重要だ。日本も中東地域の平和と安定のために協力したい」と述べた。
夕食会は、イスラム教徒がラマダン(断食月)中の日没後に許される食事「イフタール」として催された。
【写真】 中東など約40のイスラム各国・地域の駐日大使らを招き、あいさつする石破首相(右手前)=14日午後、首相官邸