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植物由来プラの釣りルアー 自然分解期待、汚染防止に 

2024年11月27日06時39分
 木材や綿花など植物由来のプラスチックを使った釣り用ルアーを、100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業(広島県東広島市)が開発し、販売している。海中での自然分解が期待できるといい、同社は「今後も環境負荷を抑えられる商品づくりに励んでいきたい」としている。

 プラスチック製のルアーは海底に引っかかるなどしてプラごみとして海中に残ってしまう問題があった。

 海洋のプラごみ汚染問題の解決に貢献したいという担当者の熱意が開発のきっかけという。福岡県の釣り具メーカーと協力し約1年かけて完成にこぎ着けた。主な対象はスズキやクロダイで、9月に発売した。
【写真】 大創産業が開発、発売した植物由来のプラスチックを使ったルアー(同社提供)