2025年01月17日17時27分
原子力規制委員会は17日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)について、関電が定めた運転開始50年までの施設管理計画を認可した。高浜2号機(同県)、九州電力川内1、2号機(鹿児島県)などに続き6、7基目。
高浜3号機は17日に運転開始40年となり、4号機も今年6月に40年となる。現行制度では60年までの運転が認められているが、今年6月に始まる60年を超える運転が可能になる新制度を受けた手続き。
新制度では30年を超えて原発を運転する場合、事業者は10年以内ごとに施設の劣化状況の確認方法や対応をまとめた計画を定め、規制委の認可を受ける必要がある。