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最高齢の五輪金メダリストが死去 ハンガリー女子体操、103歳 

2025年01月03日00時51分
 ハンガリーの女子体操選手として活躍し、世界最高齢の五輪金メダリストだったケレティ・アグネシュさんが2日、103歳で死去した。ロイター通信などが報じた。1921年にユダヤ系家庭に生まれ、ナチス・ドイツによる迫害から生き延びた後、52年ヘルシンキ、56年メルボルンの両五輪で金5個を含む10個のメダルを獲得した。

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は「悲劇を乗り越える強い決意と勇気の力を示した。畏敬の念を抱かせること」と追悼のコメントをした。(共同)
【写真】 1952年ヘルシンキ五輪女子体操の床運動で金メダルを獲得したケレティ・アグネシュさん(Ms.Keleti’s family archive提供・共同)