2025年01月07日16時36分
日本中央競馬会(JRA)は7日、「2024年度JRA賞」の競走馬部門の各賞を発表し、ドウデュース(友道康夫厩舎)が年度代表馬に輝いた。記者投票256票中236票の支持を得た。
ドウデュースは春のドバイターフが5着、宝塚記念は6着だったが、天皇賞・秋とジャパンカップを圧巻のパフォーマンスで連勝。「秋3冠」が確実視された有馬記念は直前に脚部不安を発症して断念、そのまま引退した。最優秀4歳以上牡馬では、部門賞唯一の満票選出となった。
各受賞馬の決定にかかわる票数は投票者数の1/3以上(今回86票)。接戦だったのは最優秀3歳牡馬の1位ダノンデサイル144票と2位フォーエバーヤング103票。最優秀4歳以上牝馬は1位スタニングローズが138票、2位テンハッピーローズは95票だった。
国内外のダート戦で際立つ活躍を見せたフォーエバーヤング(昨年6戦4勝)と、長年にわたり競馬発展に貢献し、黄綬褒章を受章した武豊騎手の特別賞受賞が決まった。
【写真】 第44回ジャパンカップを制した武豊騎乗のドウデュース=2024年11月、東京競馬場