2025年01月07日16時48分
大相撲初場所(12日初日・両国国技館)に向けた時津風一門の連合稽古が7日、国技館内の相撲教習所で行われ、10場所ぶりに三役復帰の小結若隆景は元大関の幕内霧島らと15番取って10勝5敗だった。低い当たりで下から起こす攻めが目を引き「しっかりと稽古ができた。三役に戻って最初の場所なので、気を引き締めて臨む」と意気込んだ。
31歳の関脇若元春は弟の若隆景と一昨年夏場所以来の兄弟同時三役。初場所で三役として2場所連続の2桁勝利を挙げ、大関昇進への足固めを築けるか。この日は12番取り「もっと上の自分たちを見たいという人もいる。頑張りたい」と決意を述べた。
【写真】 時津風一門の連合稽古で相撲を取る若元春=両国国技館の相撲教習所