昨季に初のパ・リーグ最優秀選手（ＭＶＰ）に輝いたソフトバンクの近藤健介外野手が９日、鹿児島県天城町で自主練習を公開し、オリックス西川龍馬外野手らと打撃や守備練習で汗を流した。首位打者や最高出塁率も獲得するなど充実の１年だったが「もっと長打を打ちたい。打球の角度や速さに重点を置いている」と入念に軌道を確認してバットを振り込んだ。

　昨季終盤に右足首を捻挫した影響もあり、春季キャンプには２月中旬ごろ合流する見込み。３１歳の主力打者は「プレーは１００％できる。１４３試合フルで出られるようにやっていく」と力強く語った。