第９７回選抜高校野球大会（１８日開幕）の出場校による甲子園練習が１４日行われ、昨秋の明治神宮大会を制した横浜（神奈川）、大会連覇を目指す健大高崎（群馬）などが聖地の感触を確かめた。１３日からの２日間で全３２校が甲子園で練習した。

　優勝候補の呼び声が高い横浜はシートノックや場面を設定した打撃練習を実施。阿部葉太主将は大会第２日の市和歌山戦に向け「（球場の）景色をしっかり見ることができた。イメージして練習していきたい」と話した。健大高崎はシート打撃に時間を費やした。

　この日は昨年の能登半島地震で被災した日本航空石川、第１回大会覇者の高松商（香川）なども調整した。