2025年03月18日10時33分
大相撲の東横綱豊昇龍(25)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、モンゴル出身、立浪部屋=が春場所10日目の18日、休場した。新横綱として昭和以降で最多に並ぶ3個の金星を許し、9日目まで5勝4敗と不振だった。新横綱の休場は1986年秋場所の双羽黒以来で39年ぶり。今場所は横綱不在となった。
先場所で2度目の優勝を果たして昇進した豊昇龍は、場所前から右肘に不安を抱えていた。初日は小結阿炎戦に敗れ、8、9日目に高安と一山本に連敗。最も注目された新横綱の離脱で、終盤戦の盛り上がりへの影響が懸念される。
豊昇龍の休場は昨年名古屋場所以来で6度目。10日目の対戦相手、宇良は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は6人目(再出場の十両生田目を含む)。