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中国の犯罪組織、6千人超監禁か ミャンマー拠点、「日本人6人」 

2025年01月13日20時23分
 【バンコク共同】タイの市民団体は、内戦状態のミャンマーを拠点とする中国の犯罪組織が、21カ国の6千人以上をミャンマーに連れ込んで監禁し、特殊詐欺などに従事させていると発表した。被害者のうち約3900人が中国人で、日本人も6人含まれていると主張したが、明確な根拠を示しておらず信ぴょう性は不明だ。発表は8日付。

 団体は「人身売買被害者を支援する市民社会ネットワーク」。同ネットワークによると、被害者の多くはタイ北西部メソトを経由してミャンマーに送り込まれ、カイン(カレン)州など少数民族の支配地域で犯罪組織に監禁されている。

 被害者の国籍は日本と中国のほか、フィリピンやケニアなど多岐にわたる。