2025年01月14日05時31分
【ナイロビ共同】ナイジェリア北東部ボルノ州で12日、武装集団が農民や漁民少なくとも40人を殺害した。州政府が13日発表した。同国北部ではイスラム過激派ボコ・ハラムや「イスラム国」(IS)系勢力が襲撃を繰り返し、10年以上で数万人が犠牲になったとの報告もある。
ロイター通信によると、ボルノ州では洪水に伴う食料難が続いている。農民らは治安当局が設定した安全地域の外で活動していたとみられ、州政府は地域にとどまるよう住民に求めた。
軍は各地で武装集団の掃討を進めているが、住民誤爆も相次いでいる。