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インドの祭典、大規模沐浴 修行者の行進に歓声 

2025年01月14日20時03分
 【プラヤグラージ共同】インド北部プラヤグラージで13日に始まったヒンズー教の祭典「クンブ・メラ」で、現地で冬の終わりを祝う日の14日、大規模な沐浴が実施された。裸のサドゥー(修行者)らが宿泊している近くのテント村から「聖なる川」まで行進すると、沿道に詰めかけた信者らからは歓声が上がった。

 東部ビハール州から訪れた運転手ウメシュさん(35)は、聖なる川とされるガンジス川で身を清めた後「とても幸せだ」と語った。

 祭典は国内4カ所の聖地で3年ごとに持ち回りで開催。来訪者の多さから世界最大の宗教行事といわれ、地元州当局は2月26日までの期間中、信者や観光客ら延べ4億人の来訪を見込む。
【写真】 インド・プラヤグラージのガンジス川周辺に集まったヒンズー教の信者ら=14日(地元州政府提供・共同)