2025年01月17日06時44分
【パリ共同】パリ市は16日、X(旧ツイッター)を20日に退会すると発表した。現在のXについて、人種差別をあおるヘイトスピーチや偽情報を助長していると指摘。Xの利用が時間と共に困難になり、さらには不可能になったと説明した。
市は「これまで以上に事実や情報の正確性にこだわっていく」と強調した。イダルゴ市長も2023年、偽情報や憎悪を広め、民主主義にとって有害な「巨大な世界規模の下水道と化した」と痛烈に非難し、退会した。
Xを所有する実業家イーロン・マスク氏は、今月20日発足のトランプ次期米政権で要職に就く。