2025年01月19日21時31分
【エルサレム共同】イスラエルの対パレスチナ強硬派のベングビール国家治安相は19日、自身が率いる極右政党「ユダヤの力」が連立を組むネタニヤフ政権から離脱したと明らかにした。ベングビール氏はパレスチナ自治区ガザでの戦闘継続を求め、停戦合意すれば政権離脱すると繰り返し警告していた。
同じく連立の一角で別の極右政党「宗教シオニズム」も離脱すればネタニヤフ政権が維持できなくなる可能性があり、宗教シオニズム党首を務めるスモトリッチ氏の動向が焦点となっている。
ベングビール氏は16日の声明で、ガザでの戦闘が再開すれば連立に戻るとも強調していた。