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ガザ恒久停戦へ「義務順守」 駐日イスラエル大使が強調 

2025年01月20日17時05分
 イスラエルのコーヘン駐日大使は20日、前日に発効したパレスチナ自治区ガザ停戦合意について、イスラム組織ハマスが誠実に履行すれば「われわれも義務を順守する」と述べ、恒久停戦を目指す立場を強調した。恒久停戦は今後の交渉次第で、ハマス側との厳しいやりとりが見込まれるため、実現に向け米トランプ新政権の関与が「非常に重要」と述べた。共同通信の取材に語った。

 現在は3段階の合意の第1段階。交渉が進めばイスラエルとパレスチナ自治政府、米国やエジプトを含むアラブ諸国などの間でガザ戦後統治について「最善の枠組みが話し合われるだろう」と述べた。「ガザを支配するつもりはない」と再占領は否定した。
【写真】 インタビューに答えるイスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使