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トランプ氏、聖職者から諭される 性的少数者や移民に「慈悲を」 

2025年01月22日10時23分
 【ワシントン共同】トランプ米大統領は21日、就任関連行事の締めくくりとして、ワシントンのワシントン大聖堂で礼拝に出席した。LGBTQ(性的少数者)を標的にした政策や強硬な不法移民対策を打ち出していることについて聖職者から「おびえる人々にも慈悲の心を持つように」と諭される一幕があった。

 米メディアによると、トランプ氏を諭したのはマリアン・ブッデ司教。トランプ氏の過激な発言によって2021年の議会襲撃事件が引き起こされたとかつて批判したこともあった。

 トランプ氏はホワイトハウスに戻った後、記者団に礼拝の感想を聞かれ「もっと良くできたはずだ」と不満を示した。