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ロシア捜査で旅客機攻撃を確認 アゼル機墜落巡り地元報道 

2025年01月26日05時09分
 【モスクワ共同】アゼルバイジャンのインターネットメディア「カリバー」は24日、昨年12月下旬にカザフスタン西部で墜落し、38人が死亡したアゼルバイジャン航空機に関するロシアの刑事捜査で、ロシアの移動式防空システム「パンツィリS」の攻撃を受けたことが確認されたと報じた。信頼できる情報源の話としている。

 報道によると、ロシアの捜査では旅客機を攻撃した人物や攻撃を命じた人物を特定。旅客機は電子戦システムの対象となり、制御システムが機能しなくなっていたことも確認されたとした。防空システムはシリアからロシアに運び込まれたという。ロシア政府は報道に反応していない。
【写真】 アゼルバイジャン航空機の墜落現場=2024年12月、カザフスタン西部(ゲッティ=共同)