2025年03月15日07時03分
【ナイロビ共同】米国やイスラエルがパレスチナ自治区ガザ住民の移住先にソマリアを検討しているとの報道を巡り、同国のフィキ外相は14日、「先祖伝来の土地で暮らす権利を侵害する取り組みは断固拒否する」と表明した。ロイター通信が報じた。両国から提案を受けていないとも説明した。
AP通信は14日、米国とイスラエルがアフリカの政府当局者と接触し、ガザ住民の移住先として領土利用の可能性を協議したと報じた。スーダンは拒否したという。ロイターによると、ソマリランドの対外交渉担当者は「協議していない」と述べた。