2025年03月18日05時38分
【キーウ共同】北マケドニア(旧マケドニア)東部コチャニのナイトクラブで59人が死亡した火災で、検察当局は17日までに、出火当時に使用可能だった出口は一つだけだったと明らかにした。火災でパニックに陥った観客が殺到し、被害が拡大したとみられる。地元メディアなどが伝えた。
検察当局によると、建物には別に非常用の出口があったが施錠されていたという。消火器の不足や火災報知機の未設置など多くの安全基準違反も見つかった。建物は元倉庫で、老朽化が進んでいたという。
クラブは正規の営業許可を取得していなかった。営業ができた背景には汚職が絡んでいる疑いがある。