ひいらぎホールディングス
食のプラットフォームとして300店舗へ
代表取締役社長
柊崎庄二
-最近の事業環境は
当社には、飲食・食物販事業の「イートスタイル」を中核に、フレンチレストラン・結婚式場運営の「シャトー文雅」、洋菓子・パン製造販売の「マヌカンピス」、ゆであげ生パスタ「ポポラマーマ」など食に関わる4つの事業会社があります。昨年は新規出店とM&Aにより過去最高の94店舗の純増で、グループ全体で233店舗となり、おかげさまで業績も順調に推移しています。今年も出店ペースを保って持続的な成長につなげ、まずは300店舗達成を目指す計画です。
当社の事業を支える最も重要な柱は「人」です。一人ひとりが生きがいを持ち、より快適に働ける職場環境づくりに注力しています。採用後の教育はそれぞれの飲食ブランドに応じてしっかりと行う仕組みができています。全国転勤のない地域限定正社員制度を導入するなど、ワークライフバランスを重視した働き方を推進しています。
併せて、意欲のある社員には、店長からマネージャー、その業態の部長へとステップを踏むキャリアプランがあります。また、高水準の賃上げや福利厚生の拡充も積極的に進めるなど、従業員の満足度向上に努めており、離職率は非常に低い水準にあります。この「人財」の充実こそが当社の強みであり、競争力の源泉です。
当社はこれまで、多様な飲食ブランドを持つ「食のプラットフォーム」として、九州各県をはじめ全国に多くの飲食店を展開してきました。昨年は宮崎料理「ヒナタノ蔵」を福岡の博多と天神に出店するなど、宮崎の食の魅力を発信することにも力を入れています。引き続き、食の安心安全と、様々な地域の食材を活かした商品やサービスの提供を通じて、お客様・お取引先様・従業員・地域社会等のステークホルダーの皆様から信頼されるグループを目指します。