松浦組
創業 50 周年 青島に温泉付きホテル開業
代表取締役
松浦秀次
-今年、創業50周年を迎える
私の父、取締役会長の松浦秀憲が鳶工事業から創業し、2代目として私が30歳で跡を継いだのが20年前。いくつもの浮き沈みを乗り越え、人との縁にも支えられ、今年5月に50周年を迎えます。現在では土木・建築工事や解体工事、不動産賃貸業、フィットネス事業へと事業領域を拡大し、営業エリアも九州全域と中国・関東地方にまで広がっています。
建設業界はコロナ禍前から深刻な人手不足で、給料を上げ、休日を増やすだけでは若い人に関心を持ってもらえません。この会社で働いて幸せだと思えるものが必要ではないかと考え、社員の心と体の健康に繋がるよう、3年前の本社新設時にトレーニング室とサウナルーム・酸素カプセルを設置しました。これが好評で、その後の人材確保やフィットネス事業への進出に繋がりました。社員は宮崎市内に3つあるフィットネスジムを無料で使えます。人々の健康意識は高まっており、ジム利用者も高校生から80代まで幅広い。将来有望な分野で、今春、鹿児島市へ4店舗目を出店します。
年明け早々、青島にコンドミニアム風のホテルを開業します。12ある客室は全て温泉付き客室で、プライベートな空間で温泉を楽しめ、アートを意識したデザイン性の高い施設ですが、手頃な料金設定となっております。皆様のお越しを心よりお待ちしております。こちらも福利厚生の一環として、社員は「保養所」として利用できます。
早くから家業を手伝い、仕事の大変さは分かっていたつもりですが、いざ経営者になるとさまざまな責任の重さに葛藤する毎日。それでも若い自分を信用して全てを任せてくれた父に感謝し、その思いに応えたいと頑張ってきました。これからも「日々挑戦」の言葉を胸に、当社を100年続く企業へ成長させたいと思っております。