南日本酪農協同
ヨーグルッペ 40 周年 九州のソウルドリンクを全国に

代表取締役社長

有村義昭

-代表商品のヨーグルッペが発売されて、今年で40年を迎える

 ヨーグルッペは「子供も大人も、みんなが飲みやすい乳製品を」との思いで1985年に誕生しました。昨年秋にソラシドエア様、エア・ドゥ様の機内提供飲料としてお取り扱い頂き、乗客の多くの方にヨーグルッペをお飲み頂けました。また、有名なアニメ映画等に登場したことで露出が増え、若者の間でも認知度が高まっているようです。宮崎生まれの乳酸菌飲料が40年かけて多くの方に親しまれ、九州のソウルドリンクとして定着し、たくさんの方に愛飲されていることを大変うれしく思います。今年は春からプロモーションやコラボ企画に力を入れ、秋には販促キャンペーンを行い、節目の年を盛り上げたいと思います。

 コロナ禍が落ち着き、業績は回復傾向にあります。中でも健康志向の高まりもあり「高千穂牧場」ブランドや、ヨーグルト類の需要が伸びています。一方、2010年からロングライフ牛乳を輸出していますが、海外では私達が普段飲んでいるチルド牛乳のニーズが高く、輸出体制を整えている最中です。今年中には香港を中心にチルド牛乳の輸出を開始します。また、昨年末には宮崎県警と安全安心に関する連携協定を締結。デーリィ牛乳(1ℓ)の側面に「イカのおすし」の防犯標語を載せ、子供達の防犯意識を高める取り組みを始めています。

 弊社は今年、創立65周年を迎えます。これまで支えて頂いた酪農家や消費者、全ての方に心から感謝申し上げます。長年、牛乳や乳製品の製造・販売で酪農業界に携わらせて頂いておりますが、近年は飼料の高騰等で酪農家は非常に厳しい経営を強いられています。これまで以上に販売を強化し、国や乳業関連団体と一体となり、消費拡大や生産コスト転嫁への理解を呼びかけていきたいと思います。

住所:都城市姫城町32街区3号

電話:0986-23-3456

https://www.dairy-milk.co.jp/