エフエム宮崎
リスナーとのつながりを深めたい
代表取締役社長
黒木俊郎
-今年力を入れる取り組みは
昨年は開局40周年を迎え、本社も宮崎市高千穂通1丁目の宮日会館に移転、4月1日から新社屋での放送を開始しました。ここ数十年「チェンジ」「変革」「変わらなくてはいけない」などの言葉をよく聞きます。実際、昨年の国内外の選挙結果を振り返っても、有権者の投票行動にそんな印象を持ちます。一方で、ラジオというメディアはあまり変化しては駄目だと思っています。
エフエム宮崎の朝は「GoodMorning Miyazaki JOYFM HYBRID MORNING」、夕方は「Radio Paradise 耳が恋した!」。どちらも20年ぐらい続いている番組です。メインパーソナリティーもずっと一緒です。リスナーの皆さんがずっと聞いてくれて、生活の一部になっていると思います。2025年もそこは変わらず、続けていきたいと思っています。
FMラジオ局として、私たちはリスナーにいい音楽と出会ってもらいたいと思っています。「こんな曲が聴きたい」と思っているリスナーに「こんな曲もありますよ」とお勧めできるのがラジオの特徴。音楽全般を一覧できるのは新聞に似ていますね。パーソナリティーのトークも面白くないと番組は聞いてもらえません。パーソナリティーの皆さんは放送前にものすごく準備をしていますよ。彼らは皆、どこに出しても恥ずかしくない人材です。
昨年12月、宮崎市の宮崎科学技術館プラネタリウムホールでファンミーティングを有料で開催したところ、大勢の方に参加していただき、リスナーの皆さんの熱量を感じました。2025年もイベントを開催してリスナーの皆さんとのつながりを深めたいと思っています。どんどんスタジオの外に私たちが出て行ったり、リスナーに来てもらったりして、交流していきたいですね。