読売ジャイアンツキャンプ情報
【キャンプ地】
宮崎市県総合運動公園(サンマリンスタジアム宮崎・ひむかスタジアム)

【日程・休養日(予定)】
(1軍)2/1(月)から2/28(日)
(2軍)2/1(月)から3/1(月)

【休日】
2/5(金)、10(水)、15(月)、19(金)、24(水)

【問い合わせ先】
宮崎市観光協会
0985-20-8658

読売ジャイアンツキャンプ地
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王者に慢心なし G戦士原点へ

2010.02.09付
admin/img/1265688423 7年ぶりの日本一に輝いた巨人軍が宮崎市の県総合運動公園で連覇に向け始動した。澄み切った青空の下、王者の風格を漂わせ、鋭い目つきで白球を追うG戦士たちは、例年にも増して熱気に満ちている。

 指揮官として7度目の春季キャンプを迎えた原辰徳監督が掲げる今季のスローガンは「原点」。慢心することなく、基本に忠実なプレーを積み重ね、連覇に挑戦するという決意を込めた。社会人ナンバーワン外野手の長野久義、大リーグから日本球界に復帰する小林雅英ら新戦力が加わり、激しいレギュラー争いを繰り広げる。

 打率、本塁打、打点の3部門でリーグトップに立った重量打線は破壊力抜群。5年連続で30本塁打以上を放った小笠原道大、リーグ最多安打で首位打者のラミレス、チームトップの長打率0・587を挙げた阿部慎之助ら球界を代表する強打者が名を連ねる。

 走攻守三拍子そろった坂本勇人や亀井義行、最優秀新人賞の松本哲也ら若手の成長も著しい。高橋由伸は昨年秋に腰の手術を受け再起を期す。

 一方、課題は先発投手の駒不足だ。昨季10勝を挙げた高橋尚成がフリーエージェント(FA)権を行使し米大リーグに挑戦。エース内海哲也、グライシンガー、ゴンザレス、オビスポに続く5番手の育成が急務となる。今季から先発に転向する山口鉄也、東野峻、西村健太朗らがしのぎを削るブルペンは力強いミット音が響き渡る。

 キャンプは1軍が28日、2軍が3月1日まで。休養日は2月10、15、19、24日。28日はサンマリンスタジアム宮崎で午後1時からオープン戦があり、西武と対戦する。

【写真】指揮官として通算7度目の春季キャンプを迎えた原辰徳監督。常勝軍団の構築に向け、指導にも熱が入る

(※9日付紙面では、巨人の宮崎キャンプを写真で特集しています)