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【コラム】「腹が減っては…」

2010.02.04付
admin/img/1265272501 宮崎市の生目の杜運動公園では福岡ソフトバンクホークスのキャンプが行われています。一昨年の最下位から昨年はクライマックスシリーズ(CS)に進出し「今年こそはV奪還を」との意気込みで選手らは練習に取り組んでいます。

 ファンも大いに期待を寄せ、先日取材に行った際は平日にもかかわらず、練習開始30分以上前から球場入りを見ようと駐車場には100台以上の車が並んでいました。ナンバーを確認すると、宮崎や福岡、北九州、佐賀など九州を中心に、中には三重もありました。

 さて、選手に熱い声援を送るにも「腹が減っては…」元気も出ません。その点、ホークスビレッジには食べるところが充実しています。今年は約30店舗が軒を並べ、肉巻きおにぎりや地頭鶏(じとっこ)の炭火焼、宮崎牛の串焼き、レタス巻きなど県農産物を使ったもののほか、ホークスパンやホームランセット、アイビーBOXランチなどメニューも豊富です。

 食べた後は会場内にゴミ箱がないので、エコステーションに持って行ってください。このステーションは2年前に「みんなで作ろう日本一きれいなキャンプ地」をスローガンに設置されました。(1)缶・ビン(2)飲み残し(3)ペットボトル(4)可燃ごみ、紙(5)生ごみ(6)ペットボトルキャップに分類して捨てます。宮崎市観光協会によりますと、昨年は回収したペットボトルからテントを作り、今年のステーションに使われています。また、生ごみは、たい肥となり、ホークス米栽培に利用された、そうです。

 県外のファンの皆さん、陽春の中、テーブル席に腰を降ろして宮崎のおいしいものをたくさん食べて、お目当ての選手に大きな声援を送ってください。特に週末や祝日のお昼時は混雑しそうですので、時間に余裕を持って行動することをお勧めします。(達也)

【写真】お昼時に列を作って順番待ちをするファン