日本一祝い宮崎市をパレード
2010.02.01付
昨季7年ぶりの日本一となったプロ野球・巨人軍のパレードは31日、宮崎市の橘通り周辺であり、4万8千人(主催者発表)が沿道を埋めた。同市でのパレードは初めて。日本一を祝い、飛躍を期すため読売巨人軍宮崎協力会(会長・津村重光宮崎市長)が主催。午後0時半から県庁前であった式典で原辰徳監督は「さらに強いチームを目指して宮崎で修練し、再び日本一を勝ち取り、皆さんと喜びを分かち合う」と誓った。
その後、同市出身の木村拓也コーチや阿部慎之助選手ら30人が神武大祭で使用する「おきよ丸」などに乗り込み、橘通りなどを30分ほどかけパレード。小雨が降る中、沿道からは「ありがとう」「頑張れよ」と声援が飛び、選手らは笑顔で手を振り応えていた。
ファン歴40年以上という同市本郷南方の中村隆彦さん(65)は「日本一への感謝を伝えたくてこの日を待っていた。キャンプも必ず見に行く」と声を弾ませていた。
【写真】プロ野球・巨人軍のパレードで大勢のファンに手を振って応える原監督や選手たち=31日午後0時55分、宮崎市・県庁前交差点