走者背負い力投 西武・石井一
2010.03.12付
西武の石井一が5回無失点。走者を出してから踏ん張った。打線は中島が初本塁打を放ち、ブラウンも3安打2打点と目立った。ヤクルトは右肩痛で出遅れていた館山が2回6失点と調整遅れを露呈。デラクルスも4回5失点と崩れた。西武の石井一は走者を許してから踏ん張った。五回まで3度も得点圏に走者を背負ったが、「今でも(走者を)置いた時の方が自信がある」と言うように、落ち着いて後続を打ち取った。
前回登板(3日)の後は、ブルペンと実際の試合での感覚の差を口にしていた。それも「きょうは大分近づいてきた」と納得の様子。「僕くらいの4、5番手が岸くらい勝てれば、チームも上にいける」と、あらためて2けた勝利に意欲を示した。