杉内G打線寄せ付けず
2010.03.07付
エースは万全だ。オープン戦2度目の登板となったソフトバンクの杉内は日本一の巨人打線を相手にしなかった。5回を投げ、許した安打は詰まった左前打1本で7奪三振。キャンプから実戦登板での無失点が続くが「無難に終わって良かった。まあ普通です」とさらりと言ってのけた。本人が最も喜んだのは57球という球数。今季は一回から飛ばし、さらに完投を目指す。140キロ台前半の直球とチェンジアップ、カーブなどの組み合わせでほぼストライク先行だった。「球数が少なく終わったのはうれしい。追い込んだら三振を狙うようにしている」と手応えを口にした。
首脳陣も笑みがこぼれる。秋山監督は「完ぺきやったな」と称賛した。
【写真】巨人戦に先発し、5回を1安打無失点と好投したソフトバンク・杉内