読売ジャイアンツキャンプ情報
【キャンプ地】
宮崎市県総合運動公園(サンマリンスタジアム宮崎・ひむかスタジアム)
【日程(予定)】
(一軍)2/1(火)から2/19(土) ※二軍は3/1(火)まで

【休日】
(一軍)2/4(金)、9(水)、14(月)、18(金)
(二軍)2/9(水)、14(月)、19(土)、25(金)

【問い合わせ先】
宮崎市観光協会 0985-20-8658
読売ジャイアンツキャンプ地

坂本右打ち体得へ 打率3割復帰目指す

2011.02.06付
admin/img/1296968746 31本塁打、85打点など自己最高の数字がずらりと並ぶ昨年の成績で、巨人・坂本が気にするのが2割8分1厘に終わった打率だ。もう一度、3割を打つため、キャンプで体得したいのが中堅から右方向への打撃である。

 体を軸回転させてさばく、内角打ちの技術には定評がある。課題は外角球をどう右に運ぶか。昨年放った171安打のうち、右翼へは23本で、中堅と合わせても60本と全体の35%に過ぎない。対照的に、同僚のラミレスは右翼に25%、中堅から右だと50%とグラウンドを広角に使って、3割4厘の打率を残した。

 第1クールのフリー打撃。何度も不格好に差し込まれながら、愚直に右打ちの感覚を体に染み込ませる。仕上がりの早い金刃との対戦でも右に糸を引くようなライナーが早くも出た。岡崎ヘッドコーチは「前よりボール1個か1個半分、引きつけて打っている。グラウンドは45度より90度で使えた方がいい」と話す。

 「引き寄せて打つ意識。右を意識したら、打率も変わってくるんじゃないか」とは坂本。手本に中島(西武)や内川(ソフトバンク)といった同じ右の好打者を挙げる。原監督は「体重移動は類いまれなセンス。中島や西岡(ツインズ)も持っていないものがあるし、重心が下がれば一流になれる」と太鼓判を押す。呼び込むのは10センチ強か。そこに今季に懸ける意気込みを注ぐ。

【写真】打撃練習する巨人・坂本=宮崎
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