災害早期終息願う 巨人外国人選手が豆まき
2011.02.04付
新燃岳噴火や鳥インフルエンザ問題の一日も早い終息を願い、宮崎市で春季キャンプを行っているプロ野球・巨人が節分の日の3日、鬼退治イベントを開いた。集まった約250人のファンは県民を元気づけるため企画されたファンサービスを楽しんだ。イベントはキャンプ会場・サンマリンスタジアム宮崎の駐車場であり、グライシンガー投手、新加入のバニスター投手ら外国人6選手が参加。鬼役の球団職員約10人に「鬼は外、福は内」と声を掛け、笑顔で福豆をまいた。その後、準備していた落花生や菓子が入った袋約200袋をファン一人一人に手渡した。
同市本郷南方の保育園児・清水亮君(6)は「大きくて、すごくかっこよかった」と大喜び。同市和知川原の会社員野口禎正さん(47)は「力強いプレーで宮崎のファンにパワーを分けてほしい」と期待を込めた。
また外国人選手がスペイン語を教え、地鶏料理を振る舞うイベントを6日午後に同スタジアムで開く。参加無料。巨人ファンサービス部の周竹さん(31)は「県民の皆さんに元気を届けられるよう、さまざまな企画を打ち出していきたい」と張り切っていた。
【写真】新燃岳噴火、鳥インフルエンザ問題の終息を願い、巨人が節分にちなんで開催した鬼退治イベント
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