ホンダロック練習試合で鹿島主力組と分け
2011.02.18付
日本フットボールリーグ(JFL)のホンダロックは17日、宮崎市の県総合運動公園陸上競技場でキャンプ中のJリーグ1部(J1)鹿島と同陸上競技場で練習試合を行った。主力組で臨んだ1試合目(50分)は0―0で引き分け、サブ組が出た2試合目(60分)は0―7で敗れた。ホンダロックは主力組が鹿島と引き分け。キャンプの疲れからか相手の運動量が少なかったとはいえ、再三主導権を握って攻め込んだ。池田竜市監督は「攻撃のリズムが合ってきた。今後に向け手応えがあった」と満足そうだった。
新人2人が存在感を放った。センターバック黄大俊は的確にDFラインをコントロール。上田常幸とのコンビで、鹿島の強力FW興梠慎三と田代有三に決定的な仕事をさせなかった。途中出場のDF屋宮大地は左MFの位置に入り、スピードを生かしたドリブル突破で何度も好機をつくった。
池田監督は「黄は能力が高いし、足元の技術も正確な即戦力。屋宮はドリブルを仕掛けるタイミングや積極的にシュートを打つ姿勢が良かった」と好評価した。
【写真】鹿島のFW田代とボールを競り合うホンダロックのDF黄(右)
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