福岡ソフトバンクキャンプ情報
【キャンプ地】
宮崎市 生目の杜運動公園(アイビースタジアム)

【日程(予定)】
(A組)2/1(火)から2/23(水)
(B組)2/1(火)から2/28(月)

【休日】
2/4(金)、9(水)、14(月)、18(金)
(B組は24日も休日)

【問い合わせ先】
宮崎市観光協会
0985-20-8658

福岡ソフトバンクキャンプ地

小久保、記録と記憶の年へ「長打力」磨き

2011.02.17付
admin/img/1297915759 40歳となるシーズンは記録にも記憶にも残る年になるはずだ。ソフトバンクの小久保は400本塁打にあと1本、2千安打まで130本と球史に残る数字が懸かる。気負いはない。「一日一日ポイントをしっかりチェックしていく。僕はいつだってそう」。日々のスイングの感触を確かめながら開幕へ着実に向かう。

 昨季はオーバーワークが原因の首痛などにより約1カ月半の離脱があった。その反省を踏まえ、例年若手を引き連れていた自主トレを1人で実施。十分な治療時間をつくりつつ、下半身強化に励み、キャンプで振り込める体をつくってきた。

 自らの長所は「長打力」だという。一昨年は全試合に出て18本塁打、昨季は出場112試合で15発にとどまった。キャンプでは長さが通常の約3分の2のバットを用いたティー打撃などで軸回転を意識し、球を遠くに飛ばす感覚を養っている。

 置かれている状況は厳しくなった。カブレラが加入し、一塁の定位置争いが始まった。ただ昨年のクライマックスシリーズ敗退後に秋山監督から「俺が監督でいる間は主将」と言われた男にはプライドがある。「試合に出て守らなかったら主将は務まらない。1年500打席の勝負」。ノックでは変わらず元気に声を出す小久保の姿がある。

 400号が目前というのは「いいオフ」と笑った。まずは快調に打球を飛ばす。そして春に自らが描く放物線が日本一への第一歩と信じている。(宮崎市)

【写真】バットを振り込むソフトバンクの小久保=宮崎アイビー
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