亀井、ライアル、太田、激烈三塁手争い
2011.02.17付

昨季不振に苦しんだ亀井は、復活を懸けてコンバートに挑戦している。守備では無難な動きを見せているが、「僕の場合は打撃」と言うように、打てなければ試合には出られない。16日の特打では、原監督から直々に指導を受けた。
ここまでの紅白戦2試合では無安打。それでも指揮官は、「いいものを持っているから、自分の技術を信じてほしい」と期待をかけている。
ライアルはコンパクトな打撃が持ち味。岡崎ヘッドコーチは「ミート力があり、打率を残しそう。性格もまじめで、問題ない」と評価する。既に紅白戦にも出ており、「日本の投手を勉強したい」と適応に努めている。
まだ1軍で無安打の大田は、今季こそ飛躍のきっかけをつかみたい。売りは長打力だが、「守備が良くならないと試合に出られない」と自覚するように、守備力アップが課題だ。
【写真】シートノックを受ける上から時計回りに巨人の大田、亀井、ライアル=宮崎市
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