日本一奪還に燃えるソフトバンク
2011.02.16付
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今オフは大型補強を敢行した。08年セ・リーグ首位打者の内川聖一(前横浜)と強肩捕手の細川亨(前西武)、日本通算346本塁打のアレックス・カブレラ(前オリックス)を獲得。レギュラー争いは激しさを増し、生え抜きのベテラン小久保裕紀、松中信彦は危機感を持ってバットを振り込んでいる。
パワーが売りの多村仁志や、19本塁打を放った松田宣浩らも定位置確保に必死。2人で89盗塁をマークした川崎宗則、本多雄一の俊足コンビも精力的に汗を流す。CSでチーム打率1割6分9厘と低調だった打線は強化されそうだ。
投手陣は17勝を挙げ最多勝に輝いた和田毅、16勝の杉内俊哉に続く先発の台頭が待たれる。育成枠出身で4勝した山田大樹、ウインターリーグで好成績を残した岩崎翔、この2年間未勝利に終わっている新垣渚らに期待がかかる。入団1年目から2年連続で最優秀中継ぎに輝いた摂津正の先発転向も持ち上がっている。
また先発、中継ぎ両方をこなせる藤岡好明(宮崎日大高出身)や神内靖(延岡学園高出身)、左肘の故障が癒えた3年目の有馬翔(日南学園高出身)も懸命にレベルアップを目指している。
キャンプはA組が23日、B組は28日まで。休養日は18、24日。
【写真】先発から抑えまで何でもこなせる神内靖(上)と防御率7・02と振るわなかった昨季の巻き返しを期す昨季54回を投げ、防御率4.50に終わった藤岡好明。先発ローテーション入りへ向け、必死のアピールを続ける
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