宮崎元気づけたい 巨人選手、高原小を訪問
2011.02.10付
新燃岳噴火の被害に遭っている子供たちを励まそうと、プロ野球・巨人の選手は9日、高原町の高原小を訪れ、キャッチボールなどで交流した。選手会長の内海哲也投手のほか、山口鉄也投手、越智大祐投手、亀井義行選手の4人が訪問。同小で授業を行っている狭野小の児童を含む約350人が、素振りの指導を受けたり、質問をしたりして選手と触れ合った。
代表してキャッチボールをした狭野小5年、坂田崚雅君(10)は「内海選手が球が速くてすごかった。うれしくて元気が出た」。お礼の言葉を述べた同小6年、野添直人君(12)は「噴火に負けないよう勉強を頑張ります」と力強く語った。
選手はその後日高光浩町長を表敬訪問し、コシヒカリ60キロを贈った。内海選手は「サンマリンスタジアムとは違う火山灰の量にびっくりした」と周辺の景色に驚いた様子。「宮崎は第二の古里のようなところ。少しは元気づけられたかな」と話していた。
【写真】素振りの指導などを通して子供たちを励ました巨人の選手
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