ソフトバンク武田、地元の応援「励みに」
2012.02.02付
ソフトバンクのドラフト1位武田翔太(宮崎日大高)が、初日からブルペン入りした。コントロールにばらつきがあったものの、真っすぐにカーブ、2種類のスライダー、カットボールを織り交ぜ約30球。投球フォームを確かめるように力強く投げ込んだ。キャッチボールでは球の回転を入念にチェック。サブグラウンドに移動してのダッシュやフィジカルトレーニングも精力的にこなした。
新人らしく先輩とすれ違うたびに「お疲れさまです」とあいさつ。初々しさを感じさせたが、ファンへのサインには気軽に応じるなど、初めてのキャンプにも落ち着いた様子だった。
キャンプ地のアイビースタジアムは高校時代に何度も試合をした場所。この日は高校の後輩も多数応援に駆け付け「励みになる。この温かさがいい。帰ってきたなという感じ」と笑顔を見せた。
今後も積極的にブルペン入りする。「その方がアピールできるし、キャッチボールとも感覚が違う。投げ込んでフォームを体に染みこませる」と意欲的に話した。
【写真】初日からブルペン入りしたソフトバンクのドラフト1位・武田